最近MSの方がきてくださっているので、過去の記事と重なるけど、このブログをはじめるきっかけになった私の病気について少し、書いてみようと思う。
MS:多発性硬化症という中枢神経の病気の「疑い」
詳しいことは、興味のある人は検索してみてください。私が説明するよりはわかりやすいかと。
「疑い」ってのが曲者で、症状や検査結果は、まさにその病気なんだけど、その病気と診断される基準クリアしていない。時間的または空間的「多発」をしていない。ってことらしい。難病(特定疾患)なのでこの病気と診断されると公費援助の対象になるのだけれど、要するにその「対象になるための基準」をクリアしていないと言うこと。と私は理解している(が、違うかも)
去年の2月に変調があらわれ、3月に検査入院。退院後は再発せず、それらしい症状もなく、現在に至っています。
この病名を聞いたときは、初めて聞く病名で訳がわからなかった。
健康だけがとりえなのに、突然入院しろと言われ、心細く、なれない病室で、担当の先生のただならぬ雰囲気にびびりながら説明を聞き、田舎の両親を呼べといわれてさらにびびりながら、自分で調べていくうちに、相当なショックを受けました。
初発前、数ヶ月の頃の私。
入社して10年以上たってから初めての職種で、経験は新入社員同様であるにもかかわらず、入社年数がそれなりにいっていることもあり、責任だけは、重くなっていた。
そこにもってきて、昇格試験受験の疲れと、合格してしまった事により、さらに責任が重くなり、今まで以上に自分で自分にプレッシャーをかける。
2部署兼任による多忙。要領がつかめないので、残業時間でフォロー。
肉体的にも、精神的にも疲労が重なったところに、インフルエンザにかかり、インフルエンザ明けにヘルペス。
MSを発症のあらゆる原因を抱えていた。
左後頭部の無感覚から始まり、頚部、肩、左腕から指先へ拡大する、感覚神経の麻痺。
感覚神経から運動神経まで広がり、お茶碗がもてない。ボタンが留められない。自分が思う動きができない。
疲労の現れる夕方以降の残業時間は、特にひどかった。
誰かに首を絞められているかのように、ぎゅうぎゅうと締め付けられる頚部
パソコン上で動かなくなる左手。
夜眠っている時に締め付けられる左上半身。
おかしいと思い始めてから、一日ごとに症状が悪化していく不安。
どこまで広がるんだろう。
私の体はどうなってしまったんだろう。
明日の私はどうなってるんだろう。
ただ、良かったのか悪かったのか、左手だったから、そんなに不自由することもなく生活できてしまった。
くだった診断は
しびれはよくあること。
頸肩腕症候群・・・単なる肩こり。
頚椎ヘルニアの疑いでレントゲン。
どれも、ちがう。
で、やっとMRI。延髄部分に白い影が見つかり、MS疑いで検査入院が決まった頃には、症状はピークを超えていた。
個人差が大きな病気で年に何回も再発する人もいれば、一生の間に単発で終わってしまう人もいるらしい。
今の私は、ありがたいことに、自分が「疑い」であることすら、忘れがちな毎日に戻ってきている。
ただ、仕事で疲れとストレスをためないことだけは心がけながら、生活している。
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